2つの規格の差異を吸収し、1つのICで両方をサポートする
業界初の革新的なソリューション

2013年4月24日

”The Analog and Digital Company™”としてミックスド・シグナルICのソリューションを提供するIDT®(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、業界で初めてWPC(Wireless Power Consortium)とPMA(Power Matters Alliance)の両方の規格をサポートするワイヤレス給電用レシーバIC「IDTP9021」を発表しました。この革新的なデュアル・モードのレシーバICは、異なる2つのワイヤレス給電規格の間に存在する技術的な差異を克服しています。そのため、モバイル機器やアクセサリ機器のメーカーは、IDTP9021という1つの製品で、WPCとPMAの両方の規格に対応できます。

IDT社は、WPCのQi(チー)規格をサポートするワイヤレス給電用レシーバICとして「IDTP9020」をすでに発表しています。IDTP9020はその有用性が評価され、受賞歴を有しています。このIDTP9020をさらに拡張したものが、新製品のIDTP9021です。IDTP9021では、WPCのQi規格に加え、PMAのType 1 Interoperability Specification(タイプ1 相互運用仕様)にも準拠しています。そのため、この製品を採用すれば、通常、複数のチップで構成する機能を1チップで実現できます。IDTP9021は、業界で初めてPMAからの事前認証を取得した製品であり、最も普及している2つの電磁誘導方式ワイヤレス給電規格に対応することが実証された唯一のソリューションでもあります。スマートフォンやタブレット端末、MID(モバイル・インターネット・デバイス)、デジタルカメラ、MP3プレーヤ、リモコン、携帯型医療機器など、数多くのモバイル機器で使用可能です。

IDT社でバイスプレジデント兼アナログ・アンド・パワー部門のゼネラル・マネージャを務めるArman Naghavi(アーマン・ナガヴィ)は、次のように述べています。「IDT社のIDTP9021を使用すれば、機器メーカーは1つのソリューションによって2つの規格に容易に対応することができます。この特徴は、機器メーカーだけでなく、消費者にも大きなメリットをもたらします。当社は、レシーバICのIDTP9020とトランスミッタICのIDTP9030を発表して以来、最先端のワイヤレス給電製品を顧客に提供することで、常に競合他社に先んじてきました。IDTP9021は、拡充を続ける当社製品ラインアップの中でも最先端の仕様/機能を実現した製品です。このIDTP9021が、PMAの事前認証を取得した初の製品であることを喜ばしく思っています。今後もこうした製品の成果を基に、新機能や新パッケージを導入しつつ、各種規格の最新バージョンに準拠した新製品を順次開発して顧客に提供していきたいと考えています」。

PMAプレジデントのRon Resnick(ロン・レスニク)氏は、「PMAは、ワイヤレス給電の将来に向けてガイドラインの確立やインフラストラクチャの標準化に取り組んでいます」と述べています。そのうえで、同氏は「IDT社のような企業は、PMAに準拠するために必要な機能を1つのソリューションとして集積することで、将来に向けての進展を加速させています。われわれは、IDT社のワイヤレス給電用レシーバICであるIDTP9021を事前認証できたことをうれしく思っています。これにより、次世代のモバイル機器において、PMAの規格に準拠するために必要となるコンポーネントを機器メーカーに提供できるようになります」とコメントしています。

IDTP9021は、高効率の同期式フルブリッジ整流器、高効率の同期式降圧型コンバータならびに制御回路を集積しています。これらの回路により、WPCまたはPMAに準拠したトランスミッタから無線でAC電力信号を受け取り、携帯型電子機器の給電/充電に用いる5Vの安定化電圧を生成します。また、WPCとPMAの各プロトコルに対応して自動的に動作が切り替わるので、ユーザーに手間をかけさせることなく給電が行えます。このような仕組みを備えていることから、システムのアーキテクチャを簡素化することができ、日常的な機器の使用時においてシームレスな運用を保証することが可能になります。IDTP9021は、WPC/PMAに対応する各モードにおいて、両規格が定めるとおり5Wの電力伝送に対応します。なお、IDT社のワイヤレス給電用トランスミッタICと組み合わせて使用する場合には、システムは通信プロトコルに組み込んだ独自の電力制御を利用することができます。それにより、伝送電力を50%増の7.5Wに高めることができます。

IDTP9021は、サンプル出荷を開始しています。パッケージは56リードのWLCSPを採用しています。詳細については、弊社営業または販売代理店にお問い合わせください。またIDT社のワイヤレス給電製品については、www.wirelesspowerbyidt.comをご覧ください。

IDT社について
The Analog and Digital Company™ のIDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.IDT.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeでもお調べいただけます。

IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

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TEL: 03-5740-3145 FAX: 03-5740-3103 
E-mail:
mayumi.honda@idt.com

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