競合品からの置き換えで部品点数を削減できるとともに、
基地局/産業用途における性能の最大化が可能に

2013年4月30日

”The Analog and Digital Company™”としてミックスド・シグナルICのソリューションを提供するIDT®(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、業界で初めてDCブロッキング・コンデンサ(ACカップリング・コンデンサ)を内蔵したRF対応のデジタル・ステップ・アッテネータ(DSA)「IDTF1953」を発表しました。この製品は、最も広く使用されている競合他社のDSA製品と完全な互換性を備えています。競合他社のDSAからIDTF1953への置き換えを行うことにより、部品点数を削減し、基板上の実装スペースを有効に活用できるようになります。また、Glitch-FreeTM技術を採用したIDTF1953を使用することで、無線基地局の用途や産業用途において、性能の向上を図ることが可能になります。

IDTF1953は、無線基地局(BTS)の受信パス、送信パス、デジタル・プリディストーション(DPD)パスに対する厳しい要求に向けて最適化されたRF対応のDSAです。減衰量は、6ビットの分解能で設定することができます。ピンと制御インタフェースについて他社製品との互換性を持たせていますが、それだけではなく、DCブロッキング・コンデンサを内蔵し、革新的な設計手法を適用しています。そのため、部品点数の削減やパフォーマンスの向上にも貢献します。IDTF1953の特徴の1つは、IDT社独自のGlitch-FreeTM技術プラットフォームを採用している点にあります。それにより、複数の標準規格が存在する4G(第4世代)/3G/2G携帯電話基地局の用途や産業用途において、MSB(最上位ビット)の遷移時に発生するオーバーシュート(グリッチ)が最大で95%削減されます。IDT社の優れたDSAソリューションを採用すれば、ソフトウェア・インタフェースを簡素化するとともに、信頼性を向上させ、パワー・アンプなど高価な部品の損傷を防ぐことが可能になります。

IDT社でバイス・プレジデント兼ワイヤレス・システム部門のゼネラル・マネージャを務めるChristian Kermarrec(クリスチャン・ケーマレック)は次のように述べています。  「IDT社では、優れた性能のRFシグナル・チェーン製品を急速に拡充しています。このたび、その製品ポートフォリオに、革新的なDSAが新たに加わりました。IDTF1953を使用すれば、MSBの遷移時に発生するグリッチを95%低減できるだけでなく、DCブロッキング・コンデンサが不要になります。加えて、この新製品は、ラッチ式のパラレル・モード機能や、デフォルトの状態のコンフィギュレーション機能といった有用な機能も備えています。さらに、競合他社の20ピン製品をそのまま置き換えることが可能なので、回路基板の簡素化やシステムのパフォーマンスの向上を検討している顧客にとって、アップグレード用の最適なソリューションとなります」。

IDTF1953は、400MHz~4GHzの入力周波数に対応します。減衰量の設定は6ビット分解能で行うことができ、0.5dBステップで31.5 dBまでの減衰量を実現可能です。また、DPDパスの性能を向上できるよう3次相互変調歪み(IM3)を低く抑えており、送信スペクトル・マスクに対して良好な特性が得られるだけでなく、消費電力も低減されます。さらに、IDTF1953は挿入損失が非常に小さく(2GHzにおいて1.35dB未満)、ゲイン誤差も極めて少ない(全温度範囲で0.25dB未満)ため、受信パスにおける感度と信号対雑音比(SNR)を改善することができます。

IDTF1953は、4GのLTE(Long Term Evolution)やTDD(Time Division Duplex)、W-CDMA(Wideband CDMA)、EGSM(Extended GSM)などのシステムにおける電力レべルの設定に最適な製品です。この製品により、RFミキサーや、可変ゲイン・アンプ(VGA)RapidIO®対応のシリアル・スイッチ、最先端のタイミング製品/データ変換製品/データ圧縮製品を含むIDT社の通信分野向け製品ポートフォリオは、さらに拡充されたことになります。

IDTF1953は、外形寸法が4mm×4mmの20ピンVFQFPNパッケージを採用しています。IDT社のRF製品については、www.idt.com/go/RFをご覧ください。

IDT社について
The Analog and Digital Company™ のIDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.IDT.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeでもお調べいただけます。

IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

本プレスリリースに関するお問合せ先
日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-24-9 アイ・ケイ・ビルディング1F
マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美
TEL: 03-5740-3145 FAX: 03-5740-3103 
E-mail:
mayumi.honda@idt.com

Available Translations