IDT社、水晶発振器より最大で75%低消費電力化したシリコン・ベース差動発振器の 新3LGファミリでシリコン・タイミングのリーダーシップを強化

2011年11月1日

ミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供するthe Analog and Digital Company™のIDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、ブレークスルーとなる周波数精度±50ppmで極めて低い消費電力を特徴とする、業界初のCMOS発振器を製品化したと発表しました。この新デバイスは、コンピューティング、通信、民生機器などの市場で、±50ppmのタイミング基準を要求するさまざまな用途において、従来の水晶振動子ベースの発振器(XO)との置き換えによって、最大75%の省電力化を実現します。

IDT社のCrystalFree CMOS発振器の新3LGファミリは、経年劣化を含めた周波数精度±50ppmを保証し、既存の水晶ベースのソリューションとピン互換性があるため、CMOSベース発振器への移行とそれに付随する省電力化の提案をシームレスなものにします。このデバイスは、さまざまな用途で互換性を保つためにLVDS(Low-Voltage-Differential-Signaling)、LVPECL(Low-Voltage Positive Emitter-Coupled Logic)、HCSL(Host-Clock Signal Level)をサポートします。3LGデバイスは、標準的な半導体製造工程を使って設計され、業界標準のプラスチック・パッケージで提供されます。このため、リードタイム、信頼性、およびコストの面で、水晶発振器に対する優位性があります。3LGファミリは、現在量産中の±100ppmの3CNファミリ向けの基盤技術を強化したものです。

「水晶発振器からの移行が始まっています。シリコン・タイミング・ソリューションの世界的リーダーとして、当社は、市場のニーズに合った高性能、低消費電力のソリューションを開発し続けます。水晶発振器は、消費電力、コスト、入手性、および信頼性の面で難点があります。当社のCrystalFree発振器は、水晶ベースの相当品に対して最大75%の消費電力を削減するとともに、簡単な設計、短いリードタイム、および驚異的な信頼性といった明らかな利点があります」とコミュニケーション部門のジェネラル・マネージャ兼バイス・プレジデントのFred Zust(フレッド・ザスト)は述べています。

「半導体産業は猛烈な速度で進歩しています。その中で、過去50年間変わらなかったもののひとつが、電子機器の周波数源としての水晶の使用でした。これまで、半導体ベースの周波数制御製品は、この水晶の地位に挑戦するために必要となる精度を持っていませんでした」とガートナー社のプリンシパル・リサーチ・アナリストのSergis Mushell(セルギス・ムシェル)氏は語っています。

さらに同氏は「水晶ベースのソリューションに比べて優れた価格と性能によって、これらの半導体ベース周波数源は水晶発振器の市場に重大な影響を及ぼすでしょう」とも語っています。

この新しいデバイスは125MHzまで安定した周波数を生成し、12kHzから20MHzまでの広い周波数オフセット幅にわたり1psec未満の高性能位相ジッターを提供します。さらに、半導体グレードの耐衝撃性や耐振動性により、デバイスのライフタイムにわたった優れた信頼性を実現します。その一方で、超小型で低背のパッケージにより、小型化設計において貴重な回路基板の面積を節約します。

 

IDT社について
the Analog and Digital Company™のIDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステム・レベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これを利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供します。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点を持っています。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI。IDTに関する詳しい情報はwww.IDT.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeでも調べられます。


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