室内空気質センサー(IAQセンサーとも呼ばれる)は、建物の居住者の健康と快適性に影響する、建物内外の空気質の測定に使用する装置です。室内空気質センサーは、居住用ビル、商用ビルにおける高機能の空調システムで重要な機能になります。

IDTは、揮発性有機化合物(VOC)や臭気を検知するIAQセンサーを提供します。このセンサーでは、全揮発性有機化合物(TVOC)を測定し、評価尺度に当てはめることで、接続されているシステムが周囲環境に清浄な空気を排出するために必要な情報が示されます。センサーチップは一般的に幅わずか数ミリであるため、既存の換気扇、空気濾過システム、HVACシステムなどの電子機器に簡単に組み込むことができます。

ZMOD4410 IAQセンサープラットフォームの詳細

室内空気質のモニタリング

室内空気質が悪化する主な原因はVOCであり、これは日常生活に影響します。オフィス、学校、公共の建物、さらに家庭など、重要な場所では特に、屋内のモニタリングを行うことが推奨されます。健康上の懸念に加えて、有機化合物を原因とする不快な臭気を排除し、清浄な空気を保つことには、心理的な効果もあります。したがって、感度に優れた堅牢なセンサーが求められます。

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VOCは屋内環境のさまざまな場所に存在します。室内装飾や部屋の用途によっては、各種の有機化合物によって汚染されている可能性があります。ガスセンサーには、あらゆるVOCを検知することが求められます。

家庭内のTVOCの一般的な原因

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室内空気質の評価

現在、IAQを定義するためのグローバル標準はありません。一部の国では、清浄な空気とその影響を研究し、国内向けに指標を適用している場合があります。こうした研究によれば、TVOCと質の低いIAQは直接的に関係しています。 

ドイツ環境庁の「Umweltbundesamt(UBA)」は、室内空気とTVOCに関する調査研究を数年にわたって実施しました。室内空気質に関するTVOC指標(2007年のUBAに関する研究に基づく)は、潜在的な危険度を特定するだけでなく、TVOCレベルに基づいて推奨される行動が示される、有用性に優れた指標です。

IDTによるIAQ評価

IDTは、以下に示すUBAによる研究を基本に、清浄な空気を定義しています。空気質センサーはこの定義に従って校正されます。

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*ドイツ環境庁の研究に基づく

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技術資料

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アプリケーションノート、ホワイトペーパー
Overview of TVOC and Indoor Air Quality White Paper PDF 315 KB