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IDTの6LoWPANワイヤレスモジュールは、センサーや小型IoT(Internet of Things)デバイス向けに、安全で低消費電力の通信を実現します。IDTは、ユーザーがプログラム可能なロイヤリティフリーのメッシュルーティング機能搭載スタックを提供しています。IEEE 802.15.4ベースのモジュールは、産業オートメーションやビルディングオートメーション、スマートシティ照明、環境検知、ヘルスモニタリング、スマートメーター、キーレスエントリシステムで使用するセンサーやIoT小型デバイスに最適です。

6LoWPANワイヤレスモジュールには次のような特徴があります。

  • すべてのIPv6規格に準拠 – IEEE 802.15.4によってモバイルデバイスのコンピュータと通信可能
  • 低消費電力 – バッテリ寿命を最大化
  • フットプリントが最小 – サイズの制約があるソリューションに最適なコンパクトなモジュール
  • FCCおよびCE認証 – Sub-GHzトランシーバモジュールは北米および欧州で認証済み
  • 標準ファームウェア – ライセンス料やロイヤリティが発生しない、6LoWPANプロトコルのオープン規格スタックであるIDT SensorShare™Firmwareを採用
  • メッシュルーティング機能 – 自動回復型のアドホックメッシュネットワークによって広域と長距離に対応
  • エンドツーエンドのセキュリティ – オープン規格プロトコルに基づく安全な通信

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IDTの6LoWPANモジュールはゲートウェイおよびセンサーノードとして機能し、センサーネットワーキングを容易にします。

IDTの6LoWPANワイヤレスモジュール製品群は、帯域幅と電力の要件が高くない用途や、より多くのファームウェアストレージと処理能力が求められる用途に最適です。

6LoWPANプロトコルとIEEE 802.15.4について

低消費電力のセンサーや小型デバイスのワイヤレスネットワーク用のネットワーク通信プロトコルとしてIPv6を使用することで、各デバイスを既存の情報技術インフラストラクチャに容易に統合することができます。電力やリソースに制約のあるアプリケーションにおいてIPv6を効率的に運用するため、IETF(Internet Engineering Task Force)が、リソースの使用を最小限に抑える6LoWPANオープン規格を策定しています。
6LoWPANには低消費電力とメッシュ機能という利点があり、バッテリー型またはバッテリーレス型センサーノードを広範に分散させることが可能です。技術の進化に合わせて6LoWPANシステムも進化します。
6LoWPANでは、OSI(Open Systems Interconnect)モデルのデータリンクレイヤとネットワークレイヤ間に適応レイヤを設けることで、IPv6 over IEEE 802.15.4無線リンクによる通信を可能にしています。IPv6によって、何百億台ものデバイス接続に対応する、3.4*1038のユニークアドレスを生み出せます。

IoT(モノのインターネット)向けのIPv6モジュールについて

IDTのIPv6モジュールは、強力な32ビットARMマイクロコントローラを搭載しており、独自のアプリケーションをモジュール上で直接実行することができます。ユーザーアプリケーションは、マイクロコントローラの周辺リソースや通信インターフェースをすべて完全に利用できます。そのためこのモジュールは、IoT(Inernet of Things)のさまざまなアプリケーション向けのプラットフォームとして最適です。アプリケーションに必要なOSやネットワークスタックは、ファームウェアライブラリのセットとして提供されます。また、既存のマイクロコントローラを使用して、このモジュールをモデムデバイスとしてのみ使用し、UARTやSPIを通信インターフェースとして使用することもできます。
IDTの6LoWPANモジュール向けファームウェアライブラリは、モジュールを現場で導入した後にOTA(Over-The-Air)でアップデートできるようにします。これにより、新機能の統合やバグの修正をいつでも行うことができます。IPSec(Internet Protocol Security)プロトコルスイートとIKEv2(Internet Key Exchange Protocol version 2)という2種の規格に準拠した実装により、セキュアな通信が実現し、非セキュアなネットワークノードへの通信を含め、非常にセキュアなエンドツーエンド通信が可能になります。