PCI Express®(PCIe)信号リピータ/リドライバ

IDTが提供するPCIe® 2.1 Gen2用リピータの製品ファミリは、最高レベルのアナログ性能と少ない消費電力を実現しています。また、要求の厳しいコンピュータ、ストレージ、通信といった分野で、2.5Gbps~5Gbpsの伝送速度を必要とするアプリケーション向けに最適化されたシステムレベルの信号リピータ 機能の大半を提供します。

IDTのPCIe用リピータ(PCIe用リドライバ)の特徴

  • PCIeアプリケーションにおいて、ケーブル長を最大10m以上、トレース長を65インチ以上にまで延長できます
  • 長いケーブル/トレースを使用できることから、システム設計の複雑さが緩和され、開発時間を短縮できます
  • ビット誤り率(BER)を低減できます

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業界最高レベルのPCIe用リピータ製品

IDTは5Gbpsの伝送速度に対応するPCIe用リピータ(PCIe用リドライバ)を提供しています。その特徴は、ケーブルやプリント基板のトレースにおける減衰/ISI(Inter-symbol Interference)ジッターを補償することによって伝送距離の延長を図るEyeBoostTM技術を適用していることです。PCIe用リドライバは、高速シリアルデータストリームであるPCIe Gen1/2用に最適化されており、チャンネル当たり5Gbpsの伝送レートに対応する8系統のデータチャンネルを搭載しています。各チャンネルは、入力イコライザ、アンプに加えてグリッチフィルタ付きの信号検出機能を備えています。また、出力振幅、スルーレート、遅延制御機能を備えるディエンファシスのプログラムが可能です。ユーザーがこれらすべての機能のプログラムを行えることから、個々のアプリケーションに対して最適化を図ることができます。

チャンネルごとの設定だけでなく、終端抵抗の値や転送モードといったデバイス全体の設定もプログラム可能です。加えて、PCIe用リドライバでは、レシーバとトランスミッタの機能をプログラムできるので、ケーブルとプリント基板のトレースを組み合わせたPCIeアプリケーションに最適です。

PCIe用リピータによるすべてのデータ転送モードは、消費電力を最小限に抑えるように設計されています。さらに、シャットダウンモードなどの多様な省電力モードによって、未使用のブロックでは電力を消費しないようにすることが可能です。フルシャットダウンモードでは、消費電力はチャンネル当たりわずか10mWです(4チャンネルの製品では40mW、8チャンネルの製品では80mW)。

IDT社のPCIe用リドライバは、ブレードサーバーやラックサーバー、PCIe用の計測装置、ストレージシステム、PCIe対応デバイスのネットワークなど、多くのアプリケーションに対して理想的な製品となっています。

IDTが提供するPCIe用リピータの製品ファミリは以下のような機能を備えています。

  • 4/8チャンネルの信号リピータ
  • 高度なシグナルコンディショニング機能
  • 高度な診断機能
  • プロトコルに特化した機能
  • 高度な省電力機能
  • 内蔵マルチプレクサ/デマルチプレクサ機能により、フェールオーバーをサポート
  • プログラミング用のI2Cインタフェース
  • 民生用/産業用の温度範囲に対応

PCIe用リピータ(PCIe用リドライバ)について
高速信号の品質は、トランスミッタ、レシーバ、チャンネルの特性が原因で、最終的にレシーバに到達するまでに、許容できないレベルにまで低下する場合があります。PCIe用リピータ(PCIe用リドライバ)は、ケーブルやプリント基板のトレースにおけるISI(Inter-symbol Interference)ジッターを補償し、ターゲットとなるレシーバにおけるジッターを最小化してアイの開きを最大化します。これは、送信信号を増幅するか、受信信号をイコライズするかによって行われます。チャンネル長が長かったり、ビアやコネクタによって不連続性が生じていたりするためにいずれか一方だけでは十分な効果が得られない場合には両方が適用されます。