SAS/SATA 6G信号リピータ

IDTが提供するSATA/SAS用リピータの製品ファミリは、最高レベルのアナログ性能と少ない消費電力を実現しています。また、要求の厳しいコンピュータ、ストレージ、通信といった分野で、1.5Gbps~6Gbpsの伝送速度を必要とするアプリケーション向けに最適化されたシステムレベルの信号リピータ機能の大半を提供しています。

IDTのSAS/SATA用リピータが提供するメリット

  • 長い配線を必要とするSAS/SATAアプリケーションにおいて、ケーブル長を最大で10m以上、トレース長を65インチ以上にまで延長できます
  • 長いケーブル/トレースを使用できることから、システム設計の複雑さが緩和され、開発時間を短縮できます
  • ビット誤り率(BER)を低減できます

Download: IDT Signal Integrity Products Overview (PDF)

業界を牽引するSATA/SAS用リピータ

IDTは、1.5Gbps~6Gbpsの伝送速度に対応するSATA/SAS用リピータを提供しています。その特徴は、ケーブルやプリント基板のトレースにおける減衰/ISI(Inter-symbol Interference)ジッターを補償することによって伝送距離の延長を図るEyeBoostTM技術を適用していることです。各製品は4系統または8系統のチャンネルを備えています。各チャンネルには、入力イコライザ、アンプに加えてグリッチフィルタ付きの信号検出機能が設けられています。また、出力振幅、スルーレートに加え、遅延制御機能を備えるディエンファシスのプログラムが可能です。ユーザーがこれらすべての機能のプログラムを行えることから、個々のアプリケーションに対して最適化を図ることができます。

チャンネルごとの設定だけでなく、終端抵抗の値や転送モードといったデバイス全体の設定もプログラム可能です。

加えてSATA/SAS用リピータによるすべてのデータ転送モードは、消費電力を最小限に抑えるように設計されています。さらに、シャットダウンモードなどの多様な省電力モードによって、未使用のブロックでは電力を消費しないようにすることも可能です。フルシャットダウンモードにおける消費電力は、チャンネル当たりわずか10mWです(4チャンネルの製品では40mW、8チャンネルの製品では80mW)。

IDTのSATA/SAS用リピータは、ブレードサーバー、ラックサーバー、SAS/SATA用の計測装置、ストレージシステム、ケーブルで配線されたSAS/SATA用デバイスなど、さまざまな種類のケーブルとプリント基板のトレースを使用する多くのアプリケーションに対して理想的な製品となっています。

主な機能

  • 4/8チャンネルの信号リピータ
  • 高度なシグナル・コンディショニング機能
  • 高度な診断機能
  • 高度な省電力機能
  • 内蔵するマルチプレクサ/デマルチプレクサ機能により、フェールオーバーをサポート
  • プログラミング用のI2Cインタフェース
  • 民生用/産業用の温度範囲に対応

SATA/SAS用リピータについて

高速信号の品質は、トランスミッタ、レシーバ、チャンネルの特性が原因で、最終的にレシーバに到達するまでに、許容できないレベルにまで低下する場合があります。SATA/SAS用リピータは、ケーブルやプリント基板のトレースにおける減衰とISI(Inter-symbol Interference)ジッターを補償し、ターゲットとなるレシーバにおけるジッターを最小化し、アイの開きを最大化します。これは、送信信号を増幅するか、受信信号をイコライズするかによって行われます。チャンネル長が長かったり、ビアやコネクタによって不連続性が生じていたりするためにいずれか一方だけでは十分な効果が得られない場合には両方が適用されます。