非同期FIFO

IDTの非同期FIFO製品は、データの伝送が終了する前にそのデータに対する処理を継続することが可能なメモリ形式を採用しています。フルフラグ/エンプティフラグを使用してデータのオーバーフローやアンダーフローを防ぐほか、回路を拡張することによってワードのサイズと深さを無制限に拡張できます。パラレル型の非同期FIFOを選択すれば、さまざまなワードサイズに対応できます。一方、シリアル型の非同期FIFOを使用すれば、通信におけるデータ転送を簡素化することが可能になります。

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Download: Military and Aerospace Product Overview (PDF)
Download: Best In Class FIFO Products (PDF)
Download: IDT Specialty Memory Products Overview (PDF)

非同期FIFOについて
非同期FIFOはデータバッファの一種で、入力された順にバイト単位のデータを出力します。コンピュータシステムにおいて、OSのアルゴリズムは、各プロセスに対するCPUの占有時間を、データを受信した順に応じてスケジューリングします。非同期FIFOは、データをキューに格納し、シーケンシャルに出力します。

IDTの非同期FIFOは、多くの場合、CPUやその他のコンピュータハードウェアの同期の確立に使用されます。FIFOは一般的にリードポインタとライトポインタを備える循環キューとして実装されます。同期FIFOはリード/ライトにクロックを使用しますが、非同期FIFOは通常、非同期信号によって制御します。

非同期FIFOを選定する際に考慮すべき主要なパラメータには、以下に挙げるようなものがあります。

  • コア部の電源電圧: コア部に電力を供給するための電源電圧。通常は、システム内に存在する電源レールによって値が決まります。
  • I/O部の電源電圧: データの入出力に使用するI/O部に供給する電源電圧。製品によって、コア部の電源電圧と共通のものと異なるものがあります。
  • 密度: 非同期FIFOのレジスタ内に格納されるデータのビット数。IDTは、サイズが512kbまでの製品を提供しています。
  • バス幅: データのリード/ライトに使用されるレーン数。IDTは、一般的に使われているあらゆる構成に対応しています。
  • アクセス時間: 次のビット・データを読み出すまでにかかる時間。非同期FIFOのアクセス時間としては、CPUの処理に対応できるだけの速度を実現可能であることが求められます。そうでない場合は、CPUにおいて一部のクロックサイクルが無駄になり、処理が遅くなってしまうからです。IDTの製品の場合、最小で12nsのアクセス時間を実現しています。