IDT社のPCIe Gen3フラッシュコントローラ・ファミリは、標準NVMe SSD(ソリッドステートドライブ)の ソリューションを提供します。これは、エンタープライズ・ストレージやサーバーOEMがレイテンシや スループット性能を劇的に改善することを可能にします。

2012年8月22日

ミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供するthe Analog and Digital Company™のIDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、PCIe(R) Gen 3をネイティブ・サポートする業界初のNVM Express(NVMe)エンタープライズ・フラッシュメモリーコントローラを発表しました。IDT社のNVMeフラッシュコントローラ・ファミリは、規格に基づくソリッドステートドライブ(SSD)のソリューションを提供します。これは、ストレージやサーバーのOEM(受託製造メーカー)が従来のSAS/SATAベースのSSD設計に固有のレイテンシやスループットのボトルネックを克服することを可能にします。

IDT社の新しいフラッシュメモリーコントローラ・ファミリには、2つのバージョンがあります。PCIe x4 Gen 3を備えた16チャネルのバージョン(89HF16P04AG3)と、PCIe x8 Gen 3を備えた32チャネルのバージョン(89HF32P08AG3)です。フラッシュコントローラは、NVMe規格、すなわち、最適化されたレジスタ・インタフェース、コマンドセット、およびPCIe SSD向けの機能セットを定義する規格に完全に準拠するように設計されています。規格のゴールは、PCIeベースのSSDが広く採用されることに貢献し、現在と将来のSSD技術の潜在的なパフォーマンスを具現化するスケーラブルなインターフェースを提供することです。これは、OEMが複数のSSDドライバを検証する必要性を省き、PCIe SSDの広範囲の利用を促進し、ストレージレイテンシ、スループット、消費電力、コストにおける劇的な改善を市場に提供することに貢献します。

「NVMe推進グループの設立メンバーで、かつ世界初のPCIeエンタープライズ・フラッシュコントローラを昨年発表した開発者として、当社は、PCIeベースのフラッシュコントローラ革命の先頭に立っています。多くのデータセンターのアプリケーション向けに、NANDフラッシュの読み出し/書き込み速度は、従来のSAS/SATA相互接続の能力を超えています。当社は、システムが処理できる1秒当たりのランダムなデータ入出力回数(IOPS)を劇的に増やすNVMe準拠のPCIeフラッシュコントローラ・ファミリを開発しました。これは、従来のストレージインフラの除去によって、レイテンシ、消費電力、コストを同時に削減できます」とIDT社エンタープライズ・コンピューティング部門のマーケティングシニアディレクターであるKam Eshghi(カム・エシュギ)は述べています。

「NVM Expressは、PCIeベースのSSDソリューションの広い採用に向けて、重要なビルディングブロックです」とインテル社(NASDAQ:INTC)のストレージテクノロジーズ・グループのシニアプリンシパルエンジニアで、NVM ExpressのチェアパーソンのAmber Huffman(アンバー・ホフマン)氏は語っています。さらに、「IDT社は、PCIeとNVMeエコシステムの初期の採用者であり、貢献者です。当社は、次世代PCIe SSD設計を可能にするNVMeエコシステム成長の一部として、IDT社のような企業からNVMe SSDコントローラ製品が出荷されるのを歓迎します」とも語りました。

「エンタープライズSSD市場は、2012年に全SSD市場の販売のほぼ半分を占め、すさまじい成長を経験すると予想されます」とガートナーのリサーチバイスプレジデントのJoseph Unsworth(ジョセフ・アンスワーズ)氏は述べています。さらに、「2015年までに、PCIeエンタープライズ・コントローラ市場は、4倍以上の約350万ユニットに達するとみています。完全な機能を備えた高性能コントローラのソリューションを提供できる企業は、市場機会に浸透する最も良い位置に立つでしょう」とも述べました。

IDT社のPCIeフラッシュコントローラは、PCIe Gen 3およびGen 2のホストインターフェースを備えた規格に基づいたNVMe SSDを製造するエンタープライズSSDデベロッパ向けに販売されます。そして、これらのSSDは、エンタープライズクラスの集中型ストレージシステム、サーバーキャッシング・アプリケーション、および高性能ストレージドライブを要求するその他のシステムの中で使われます。最終ユーザーは、クラウド・コンピューティングや、OLTP(オンライントランザクション処理)、財務データ処理、データベースマイニング、およびストレージ性能に敏感な他のアプリケーションなどのビジネスに不可欠なアプリケーションに対して、自社のデータセンターでこれらのPCIe SSDベースのシステムを展開させます。

最大スループットのためのPCIe Gen3ホストインターフェースを完全にサポートすることに加えて、IDT社のフラッシュコントローラは、完全にプログラム可能で、顧客がIDT社のリファレンスファームウェアを強化するカスタムファームウェアで、それらのソリューションを差異化することが可能です。さらに、IDT社の製品群は、マルチコアCPU設計や仮想化によってもたらされる厳しい要求に対して、ランダムなストレージI/O性能を最大化するように構成されています。フラッシュコントローラは、先進的な暗号化、データインテグリティ、信頼性の高い機能などのエンタープライズクラスの機能もサポートします。

IDT社の最新のフラッシュコントローラを使ったPCIeベースのSDDのパフォーマンス・デモンストレーションについては、8月21日~23日に米国カリフォルニア州サンタクララで開催されるFlash Memory SummitのIDT社においでください。NVMe仕様に関する詳細は、www.nvmexpress.orgを参照してください。

IDT 89HF32P08AG389HF16P04AG3のパッケージは、それぞれ、27mm×27mmのFCBGA と40mm×40mmのFCBGAです。PCIeのスイッチ、ブリッジ、クロック、シグナルインテグリティ製品、およびフラッシュコントローラのIDT社の世界クラスのポートフォリオの詳細は、ホームページ(ja.idt.com/go/PCIe )をご参照ください。

IDT社について the Analog and Digital Company™のIDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステム・レベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これを利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供します。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点を持っています。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market® 市場で取引されています。証券コードは「IDTI。IDTに関する詳しい情報はwww.IDT.comをご覧くださいFacebookLinkedInTwitterYouTubeでも調べられます。

IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使われるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

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