高度に集積されたIDTのソリューションにより、USB給電によるQi準拠ワイヤレス充電台を
競合ソリューションより75%少ないデバイス数で開発することが可能に

2014年1月15 日
“The Analog and Digital Company™”としてミックスド・シグナルICのソリューションを提供するIDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は、本日、業界初となるQi準拠のシングルチップの5V入力対応ワイヤレス給電トランスミッタのソリューションを発表しました。高度に集積されたこのソリューションにより、USB給電によるワイヤレス充電台を競合ソリューションより75%少ないデバイス数で実現できます。IDTのトランスミッタのソリューションは、ユニバーサルな電源ポートを活用しつつシステムの複雑さと物理的サイズを最小限に抑えることを目指したワイヤレス充電システムでの使用に最適です。

IDTP9038 はシングルチップのワイヤレス給電トランスミッタICで、A5およびA11コイル構成によるWPC(ワイヤレス・パワー・コンソーシアム)1.1のQi規格に準拠しています。これによりOEM各社は、Qi準拠のあらゆるポータブルデバイスに完全に対応した充電台を開発できるようになります。このデバイスは5V入力で動作し、あらゆる標準的なUSBポート、USB電源アダプタ、従来型の5Vアダプタで給電することが可能です。こうしたポートとアダプタは広く普及しており、多くの標準的な携帯用電子機器に既に搭載されています。そのため、ユーザー体験が合理化され、ソリューションのコストが削減されます。さらに、既存のソリューションが4つ以上のICを必要とするのに対し、IDT社のデバイスは単一の高効率ICとして設計されています。これによりシステム設計者は、システムの複雑さを最小限に抑え、PCBルーティングの制約を緩和し、部品表を簡素化できるようになります。

「IDT社は、業界で最も統合された機能の豊富なワイヤレス給電ソリューションで市場をリードし続けています」と、IDTアナログ・アンド・パワー部門のゼネラル・マネージャ兼バイス・プレジデントのArman Naghavi(アーマン・ナガヴィ)は述べています。「お客様はIDTP9038によって、自社のポータブル・デバイスに既に同梱しているのと同じUSBアダプタを使用した、あるいはノートPCやドッキングステーションに便利に接続できる、USB給電のワイヤレス充電マットを作ることができます。さらに、当社の高度に集積されたソリューションは、システムの複雑さを最小限に抑え、PCBルーティングの課題を軽減し、BOMを簡素化することにより、お客様にメリットをもたらします。これらすべての要素が、製品開発を確実に成功させ、最終的には市場投入までの時間を短縮するのに役立ちます。」

IDTP9038の特徴は内蔵型のマイクロコントローラと統合型のフルブリッジ・インバータで、低抵抗FETを備えています。これは、際立った柔軟性、PCBの専有面積の最小化、高効率の電力伝送を目的としたものです。IDT社の特許出願中の制御回路は、CISPRの要件より15dB低い世界クラスのEMI性能を示します。これにより、ほかの敏感なデバイスとクロストークを起こす可能性を低減します。この5Vデバイスは、電力供給を完全に制御し安全性を高めるために、BCS 1.2(D+/D-検出)の要件を満たしたUSB接続を特徴としています。

さらに、IDTP9038のプロプライエタリの高電力伝送モードは、Qi規格が定めるより最大60%高い電力を供給することが可能で、IDT社のワイヤレス給電レシーバと組み合わせれば最高8ワットの電力を伝送できます。これによりOEM各社は、IDTの部品を搭載したポータブル・デバイスと、IDTの部品を搭載した充電マットとの間で、超高速の充電時間を実現できます。

供給について
IDTP9038 のパッケージは標準的な7×7 mmの56ピンVFQFNパッケージです。評価ボードやレイアウトガイドなどの支援ツールにより、デザインインのプロセスを容易にすることができます。受賞歴のあるIDT社のワイヤレス給電トランスミッタおよびレシーバのソリューションについての詳細は www.wirelesspowerbyidt.com をご覧ください。

IDT社のワイヤレス給電 
IDTはワイヤレス充電器向けのワイヤレス給電トランスミッタおよびレシーバ・ソリューションにおけるリーダーであり、規格認証済み製品の広範なポートフォリオによって主要な規格とテクノロジーに対応しています。IDTは電磁誘導磁界共鳴のいずれのテクノロジーの専門技術においても実績があり、WPC (ワイヤレスパワーコンソーシアム)、PMA (Power Matters Alliance)、A4WP (Alliance for Wireless Power) に理事として積極的に参加しています。IDTは、WPCとPMAの両規格に準拠した、業界初のシングルチップ・トランスミッタ、最高出力のシングルチップ・レシーバ、業界初のデュアルモード・レシーバICなど、受賞歴のある革新的な製品を数多く発表しています。業界の大手ユーザーはIDTのリーダーシップを高く評価し、次世代ワイヤレス給電ソリューションのシリコン・ベンダーとして当社と提携しています。

IDT社について
The Analog and Digital Company™ のIDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.IDT.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeでもお調べいただけます。

IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

 

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マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美
TEL: 03-5740-3145 FAX: 03-5740-3103 
E-mail: mayumi.honda@idt.com

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